ハーバード大学の保有している株式はとても興味深かったのでイェール大学のポートフォリオからも米国株式投資へのヒントが得られるのではないかと思いながらいエール大学基金(Yale Invesment Office)のHPを確認した。
が、Yale Invesment Officeではform 13Fを確認することができなかったのだが、Yale Universityと入れるとform 13Fが出てきた。AddressがYALE UNIVERSITY INVESMENTS OFFICEで中身の住所が同じなので多分これで合っていると思う。
イエール大学のポートフォリオ
第十位(0.4%)
Biohaven Pharmaceutical Holding Company Ltd.(バイオヘイブン・ファーマシューティカル・ホールディング)
BHVN(NYSE)
会社概要:中枢神経系疾患の治療のために、カルシトニン遺伝子関連ペプチド受容体拮抗薬・グルタミン酸モジュレーター・ミエロペルオキシダーゼ阻害剤を開発する。
第九位(0.5%)
Progyny Inc(プロジニー)
PGNY(NSDAQ)
会社概要:米国の生殖医療関連サービス事業。
第八位(1.2%)
Stitch Fix Inc
SFIX(NASDAQ)
会社概要:米国のオンライン・アパレル企業。
第七位(1.2%)
Lyft Inc
LYFT(NASDAQ)
会社概要:米国の配車サービス企業。米国とカナダにおいて、オンラインで配車(ライドシェアリング)サービスを展開。
第六位(1.3%)
DocuSign Inc(ドキュサイン)
DOCU(NASDAQ)
会社概要:米国のソフトウェア企業。主にクラウドベースで、電子署名のソフトウェアや関連サービスを提供する。
第五位(1.3%)
iShares MSCI EAFE ETF
EFA
ETF概要:MSCI EAFEインデックスへの連動を目指したETF。
第四位(1.8%)
Vanguard FTSE Europe ETF
VGK
ETF概要:FTSE欧州先進国オールキャップ指数に連動するETF。
第三位(1.8%)
Asana Inc
ASAN(NYSE)
会社概要:米国のソフトウェア企業。様々な業界・企業向けにクラウドベースのソフトウェアの開発を行う。
第二位(7.6%)
SPDR S&P500 ETF
SPY
ETF概要:S&P500に連動を目指すETF。
第一位(82%)
Vanguard FTSE Developed Markets
VEA
ETF概要:欧州・アジアなど、米国を除く先進国の株式に投資するETF。国別の分配では日本が24%と一番大きく、地域別ではイギリス・フランス・ドイツといった欧州が約半分を占める。
というわけで、ハーバード大学のポートフォリオに比べて書いていて面白いものでは無かった。ハーバード大学のポートフォリオはこちらからどうぞ。
まさか、ETFの紹介をすることになるとは思ってもいなかった。(みんな個別株が好きなんじゃなかったのか?え?個別株を期待していたのはもしかして僕だけ?)
イェール大学が米国以外の株の保有比率が高いことがわかる。何と言ったってVEAで82%もある。
というのと、この会社・・・じゃなかった大学はそもそも投資の基準がどうも株式よりではないみたいなのだ。
今年、邦訳された本が日本で発売された模様。その名も
「イェール大学流投資戦略 低リスク・高リターンを目指すポートフォリオの構築」
というわけで中身は読んでないけど、多分株以外の低リスクな資産に投資してるのだろう。多分。今度、Kindle版でも買って読んでみることにする。
最後に
まさか、ETFが大半を占めているなんて思ってもみなかったわけだけれど、具体的な資産の比率・割合はココに乗っている。興味がある人は見てみると良い。
抜粋だけすると、株式の保有率が少ないことがよくわかると思う。
Domestic Equityが米国株でForeign Equityが海外株式になる。
というわけで、まさかETFを紹介することになるとは思わなかった。概要のところの文字数が少ないと思うけれどその辺は察してほしい。
個別株についてはハーバード大学に比べると少々俗っぽい印象を受けますね。(失礼)
ではでは。